昔上げた画像(カタログから)を再掲。
以前セレガーラのスレかどっかで何度か書いてるのだが、改めて説明。
この方式の直冷は85年のブルリRUのビッグMC(SHDラインナップ、高床系の独立サス化)と同時に設定。
最近ramaに出品されている黄緑ラインのRU(元天理交通)がこのタイプと思われる。
セレガになってからは4ゾーン独立コントロールを採用したりして、かなり意欲的なものだったが、
サブ冷信仰の強かった時期だからか採用例は極めて少なく、Rになってカタログ落ち(集中式に統一)。
また、Rになる前のHIMR車はこのタイプのクーラーが標準。
セレガの場合、ドア側WB間にルーバーが全く無く、サブエンジンの位置に給油口があるのが特徴。
U-後期のFOH延長後のものは給油口のスパンが細長くなり、ドア側WB部のほぼ全てがトランクスペースに
当てられている(但し前側は貫通しない)。
因みに、広島の備北交通は高速用のセレガFD・FSの4台(いずれも11.5m)がこの仕様。
新車で高速車両を買う場合は直冷車にする方針だった様で、初期のRU6+西工C-1の3台は車内最後部にユニットを設置、
おまけに11mポッキリの超絶変態仕様。
セレガになってからはこのクーラーに変更されたが、97年に突然入ったエアロがデンソーのパッケージ型で導入され、
この後入ったセレガもこれに変更。Rは一時サブエンジン車が入ったが、セレガ−ラFMCで自動的に直冷に戻る。
また、他社では紀和交通(中扉付のGJ)、中央観光(イルカに行った一部独立3列+中央トイレのGJ)、阿波交通とかで導入例あり。